
四角い箱から鳩時計がくり抜かれたような、シルエットが凹んだ鳩時計。
側面に空いた小さな穴から、鳩が横方向に顔を覗かせています。
これが鳩時計?
デザインはnendo(ネンド)
nendo(ネンド)とは佐藤 オオキ氏率いるデザイン会社
1977年カナダ生まれ。2000年早稲田大学理工学部建築学科首席卒業。2002年同大学大学院修了、デザインオフィスnendo設立。建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐に渡ってデザインを手掛け、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、Wallpaper*誌(英)、ELLE DECOR誌をはじめとする世界的なデザイン賞の数々を受賞。作品はニューヨーク近代美術館(米)・ポンピドゥーセンター(仏)・ビクトリアアンドアルバート博物館(英)など世界の主要美術館に多数収蔵されている。

佐藤オオキ氏の著書、
『400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術 (幻冬舎単行本) 』を読んだ事があります。
みなさんのまわりにいる「仕事ができる人」に、仕事が遅い人はいますか?
の言葉に感化されてスピードにこだわって仕事をするようにしております。
・「時間をかけるほどアイデアはよくなる」は間違い
・「とりあえず会って話を」は非効率
・ 大切なのは、選択肢の中から「2つに絞る力」
などなど、Designの世界では良い作品を世に出すには時間をかけて仕事をするもんだと思ってました。たびたび納期後や夜中に連絡がきたりしておりましたが、クリエイティブ仕事をする方は仕方が無いのだと思ってました。
「納期を守る」のは当然だが、著者は納期よりも早く仕上げる。という点にこだわっている点や
納期、約束、時間を守るのは社会人として当然なんだなと思い知らされた本でした。

デザインの本というよりもビジネス、仕事術の本だったので目からウロコでした。
そんな佐藤オオキさんのnendoのデザイン、やはり興味をそそるデザインですね。
また、デザインもさる事ながら細部にまでこだわっているディティール、正面のホワイト文字盤と、側面の杉材突板との切り替えしが美しく組み合わされたデザインです。時計本体は、国内の木工職人によってひとつひとつ丁寧に製作されています。
時計に関しては度々紹介させていただいているタカタレムノスさん。
Lemnos(レムノス) は、1966年服部時計店工場精工舎(現セイコーウオッチ株式会社) との取引を開始し、本格的な時計事業を開始しました。自社ブランドとして開発したGANBARA「HOLA」(デザイン:川崎和男)が1989年にグッドデザイン賞やニューヨーククーパーヒューイットミュージアムの永久展示品に選定され、デザインクロックブランドとして大きな一歩をスタートさせました。
その後も、渡辺力や安積伸、安積朋子、塚本カナエなど、国内外で活躍する著名なデザイナーとプロジェクトを組み、アート性、デザイン性に富んだ数々の名品を発表。グッドデザイン賞を多数獲得し、国内外で高い評価を得ています。
Lemnosのプロダクトは、職人の研ぎ澄まされた手の技によって、ひとつひとつ丁寧につくられています。素材と対話し、その素材が持つ魅力を最大限に引き出す。その結果、流行に流されることのないデザインが生まれる。Lemnos は、革新的で、かつ永続的な美しさを提案し続けます。
営業部/本多
▶ ご購入はこちらから
