
四月某日、春のさわやかな快晴の中訪れたのは、新潟市西蒲区赤鏥にある「ウルシヤマ金属工業」様。
《工場見学編》 第一弾 として浮かれつつも楽しみにしてきました。
まず目に飛び込んできたのは、軽量フライパンのハンドル取り付け、スリーブの取り付けをされていました。
丁寧な作業でひとつずつ完成していく様を見ていてワクワクします。
その際、ハンドルを付ける前のフライパンを持たせてもらい、このフライパンの説明を受けました。
「フライパンの内面はダイキンさんの ” シルクウェアSD ” という塗料でふっ素コーティングしています。
高粘度の塗料をドット状に塗装することで、表面に凸凹をつけ、耐摩耗性、強化をしているので、かなり強い塗料です。
持ってみてください。だいぶ軽いと思います。実はアルミ板、側面をスピニング加工で伸ばしているんです。」
え!めちゃめちゃ軽い!我が家のフライパンは2倍くらいの重さがあるかも…

「普段プレス加工だと、材料が重くなるんですが、このフライパンはアルミ合金板なので、側面をローラーで伸ばしていくんです。
平のアルミ板をフライパン形状のカタチに伸ばし、底面を厚く、側面は薄い状態になっています。
アルミニウムの素材&スピニング加工でとても軽く、扱いやすくなります。」
アルミニウムは素早く熱を伝えるため、短時間で温度が上昇することで時短にもなるのは嬉しいポイントです。
「フライパンの側面は鏡面になっていて、ミラー研磨し、IHクッキングヒーターで使えるように底面に磁性のあるステンレスの板を打ち込んでいます。
普通のステンレスの板で304(さんまるよん)とか430(よんさんまる)という材料があるんですが、304というのは磁性がないので、IHには使用できないのです。
430は磁性があるので、底面に打ち込み、電磁誘導により調理器具のもつ抵抗で ”うず電流” が発生し、鍋の底面が直接発熱するように作られています。」
304?430?はて?
ステンレスにも種類がたくさんあるのは知らなかったです。
後日、ちゃんと調べました。
…が理解できているのかは不明です…。。

「この穴開きの状態のフライパンを一回洗浄し、ハンドルをカシメで付けています。
その後、梱包、出荷といった流れになっています。」
フライパンが作られている流れを知り、機械で生産されているのではなく、さまざまな人の手によって造られているんだなと改めて思いました。
前編はここまで。
後編は、【アルミ鋳物製品の製造工程】をお伝えしたいと思います。
営業部/TM
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